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古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本

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商品詳細情報

管理番号 新品 :RIZQ12342274315
中古 :RIZQ123422743151
発売日 2025/03/03 03:36 定価 7,125円 型番 Z9729369589
メーカー 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本
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62 37裏 ありはらのなりひらは、そのこゝろあまりてことばたらず。28 61裏 あるははなをそふとてたよりなきところにまどひ、あるは月をおもふとて、しるべなきやみにたどれるこゝろをみたまひて、さかしおろかなりとしろしめしけむ。よの中にあるひとことわざしげきものなれば、心におもふ事を、みるものきくものにつけていひいだせるなり。52 20裏 これはきみも人もみをあはせたりといふなるべし。26 59裏 いまのよの中、いろにつき人のこゝろはなになりにけるより、あだなるうたはかなきことのみいでくれば、いろごのみのいへにむもれぎの人しれぬことゝなりて、まめなるところにははなすすきほにいだすべき事にもあらずなりにたり。※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み、多数あり。とほきところもいでたつあしもとよりはじまりて年月をわたり、たかき山もふもとのちりひぢよりなりて、あまぐもたなびくまでおひのぼれるごとくに、このうたもかくのごとくなるべし。これよりさきの歌をあつめてなむまえふしふとなづけられたりける。25 55裏 むつにはいはひうた このとのはむべもとみけりさきくさのみつばよつばにとのづくりせりといへるなるべし。53 21裏 あきのゆふべたつたがはにながるゝもみぢをば、みかどの御めににしきとみたまひ、春のあしたよしの山のさくらは、人まろが心には雲かとのみなむおぼえける。たとへばゑにかけるをむなを見ていたづらに心をうごかすがごとし。そのはじめをおもへばかゝるべく〔も〕なむあらぬ。18 42表 そも歌のさまむつなり。からのうたにもかくぞあるべき。*******************************************************************                        ~ 二 ~29 02表 しかあるのみにあらず、さゞれいしにたとへ、30 02裏 つくばやまにかけてきみをねがひ、31 04表 よろこびみにすぎ、たのしびこゝろにあまり、32 04表 ふじのけぶりによそへて人をこひ、33 04表 まつむしのねにともをしのび、34 04裏 たかさごすみのえのまつもあひおひのやうにおぼえ、35 06表 をとこやまのむかしをおもひいでゝ、36 06表 をみなへしのひとゝきをくねるにも歌をいひてぞなぐさめける。63 38裏 ふんやのやすひではことばゝたくみにてそのさまみにおはず、いはゞあき人のよきゝぬをきたらむがごとし。55 25表 人まろはあか人がかみにたゝむことかたく、あか人はひとまろがしもにたゝむことかたくなむありける。03 05表 はなになくうぐひす、みづにすむかはづのこゑをきけば、いきとしいけるものいづれかうたをよまざりける。あをやぎのいとたえず、まつのはのちりうせずして、まさきのかづらながくつたはり、とりのあとひさしくとゞまれらば、うたのさまを(も)しり、ことのこゝろをえたらむ人は、おほぞらの月をみるがごとくに、いにしへをあふぎていまをこひざらめかも。05 08裏 このうた、あめつちのひらけはじまりける(時)よりいできにけり。60 36表 いまこのことをいふに、つかさくらゐたかき人をばたやすきやうなればいれず。68 45表 このほかの人々、そのなきこゆるのべにおふるかづらのはひゝろごり、はやしにしげきこのはのごとくにおほかれど、うたとのみおもひて、そのさましらぬなるべし。04 06裏 ちからをもいれずしてあめつちをうごかし、めに見えぬおにかみをもあはれとおもはせ、をとこをむなのなかをもやはらげ、たけきものゝふのこゝろをもなぐさむるはうたなり。かの御時に、おほきみ(み)つのくらゐ、かきのもとの人まろなむうたのひじりなりける。10 33表 かくてぞはなをめで、11 33表 とりをうらやみ、12 33表 かすみをあはれび、13 33裏 つゆをかなしぶ14 33裏 こゝろことばおほく、さまになりにける。********************************************************************追加01 60表 春きぬと人はいへともうくひすの   なかぬかきりはあらしとそ思ふ02 60表 春日のゝ若なつみにや白妙の  袖ふりはへて人の行らん03 60裏 駒なへていさ見にゆかんふるさとは  雪とのみこそ花はちるらめ04 61表 わか庵はみやこのたつみしかそすむ  世をうち山と人はいふ也05 61裏 おもひつゝぬれはや人の見えつらん  夢としりせはさめさらましを06 62表 深山には松の雪たに07 62表 我衣手に雪はふりつゝ08 62表 春霞たつを見すてゝ行かりは09 62.裏 ひくらしの鳴つるなへに10 62裏 たけがり11 62裏 すみのえのきしによるなみ12 63表 袖ひちてむすひし水の13 63表 春霞たてるやいつこみよし野の14 63裏 植しうへは秋なきときや15 63裏 たつた川もみちみたれて16 63裏 立田川もみち葉なかる   ********************************************************************【参考】 14「植しうへは秋なきときや」※『伊勢物語』 五一段(植ゑし植ゑば)昔、をとこ、人の前栽に菊うゑけるに、  植ゑし植ゑば秋なき時や咲かざらん  花こそ散らめ根さへ枯れめや※『古今和歌集』 巻五 秋歌下  人の前裁に菊にむすびつけてうゑけるうた 在原業平  268  植ゑし植ゑば  秋なき時や  咲かざらむ    花こそ散らめ  根さへ枯れめや*************************************************                              【刊期等】不明早稲田大学蔵本解説に依れば、この本は『古今栄雅抄 序 巻第1-20 飛鳥井雅俊 [著]』の『序』の部分二冊のようである。22 47裏 みつにはなずらへうた きみにけさあしたのしものおきていなばこひしきごとにきえやわたらむ+といへるなるべし。59 36表 いにしへの事をもうたをもしれる人よむ人おほからず。ご理解下さい。54 24表 又山のへのあか人といふ人ありけり〔と〕。09 22表 人のよとなりて、すさのをのみことよりぞ、みそもじあまりひともじはよみける。27 61裏 いにしへのよゝのみかど、春のはなのあした、あきの月のよごとにさぶらふ人をめして、ことにつけつゝ歌をたてまつらしめたまふ。06 10裏 しかあれども、よにつたはれることは、ひさかたのあめにしては、したてるひめにはじまり、07 15裏 あらがねのつちにしては、すさのをのみことよりぞおこりける。仮名遣いの指摘?」~********************************************************************【参考】『古今和歌集 仮名序』の本文と、「提出本」にでてくる「仮名序」の解説部分(全84項目)を比較しながら、その所在を提出本の丁数で示した。57 32裏 こゝにいにしへのことをも歌のこゝろをもしれる人、わづかにひとりふたりなりき。08 16裏 ちはやぶるかみよには、うたのもじもさだまらず、すなほにして、ことのこゝろわきがたかりけらし。しかあれどこれかれえたるところえぬところたがひになむある。65 40表 よめるうた、おほくきこえねば、かれこれをかよはしてよくしらず。 58 32裏 かのおほむときよりこのかた、としはもゝとせあまり、よはとつぎになむなりにける。あはれなるやうにてつよからず。64 40表 うぢやまのそうきせんはことばゝかすかにして、はじめをはりたしかならず。81 54表 すべて千うたはたまき、なづけて古今和歌集といふ。50 16裏 いにしへよりかくつたはれるうちにも、ならのおほむ時よりぞひろまりにける。84 57表 人まろなくなりにたれど、うたのことゝどまれるかな。16 38表 あさかやまのことばゝうねめのたはぶれよりよみて、17 40表 このふたうたは歌のちゝはゝのやうにてぞ、(て)ならふ人のはじめにもしける。70 46裏 あまねき御うつくしみのなみ〔のかげ〕やしまのほかまでながれ、ひろき御めぐみのかげ、つくばやまのふもとよりも71 47表 しげくおはしまして、よろづのまつりごとをきこしめすいとま、もろのことをすてたまはぬあまりに、いにしへのことをもわすれじ、ふりにしことを(も)おこしたまふとて、いまもみそなはし、のちのよにもつたはれとて、72 49表 延喜五年四月十八日に、大内記きのとものり、御書所のあづかりきのつらゆき、さきのかひのさう官おふしかうちのみつね、右衞門のふしやうみぶのたゞみねらにおほせられて、萬葉集にいらぬふるきうた、みづからのをも、たてまつらしめたまひてなむ、 73 52表 それがなかに、むめをかざすよりはじめて、74 52表 ほとゝぎすをきゝ、75 52表 もみぢをゝり、76 52裏 ゆきをみるにいたるまで、77 52裏 又つるかめにつけてきみをおもひ、人をもいはひ、78 53表 あきはぎなつくさをみてつまをこひ、79 53表 あふさか山にいたりてたむけをいのり、80 54表 あるは春夏あき冬にもいらぬくさの歌をなむ、えらばせたまひける。「仮名序の本文」ネットで借用したものなので、「提出本」の本文とは違うことをご了承ください。15 35裏 なにはづのうたは、みかどのおほむはじめなり。参考にされたい。                (若干の間違いはご容赦を!)古今和歌集仮名序                                            ~ 一 ~01 01裏 やまとうたは、人のこゝろをたねとして、02 03表 よろづのことのはとぞなれりける。 56 30裏 この人々をおきて又すぐれたる人も、くれたけのよにきこえ、かたいとのよりにたえずぞありける。24 53裏 いつゝにはたゞことうた いつはりのなきよなりせばいかばかり人のことのはうれしからましといへるなるべし。37 08表 又春のあしたにはなのちるをみ、38 08裏 あきのゆふぐれにこのはのおつるをきゝ、39 08裏 あるはとしごとに、かゞみのかげにみゆるゆきとなみとをなげき、40 09表 くさのつゆみづのあわをみて、わがみをおどろき、41 09表 あるはきのふはさかえおごりて、〔今日は〕ときをうしなひよにわび、42 09裏 したしかりしもうとくなり、43 09裏 あるはまつ山のなみをかけ、44 10裏 野なかの(し)みづをくみ、45 10裏 あきはぎのしたばをながめ、46 11表 あか月のしぎのはねがきをかぞへ、47 11裏 あるはくれたけのうきふしを人にいひ、48 11裏 よしのがはをひきてよの中をうらみきつるに、49 12表 いまはふじのやまもけぶりたゝずなり、ながらのはしもつくるなりときく人は、うたにのみぞこゝろをばなぐさめける。うたにあやしうたへなりけり。*****************************************************序一 【内題】古今和歌集秘註 序一    序1丁    本文     01やまとうたはひとの心をたねとして 1丁裏            ↑            ↓     28あるは花をそふとてたよりなき所に 61丁裏~62丁裏*****************************************************序二      29しかあるのみにあらす 2丁表            ↑            ↓      84人丸なくなりにたれと哥の事 57丁表~59丁裏          追加     01春きぬと人はいへともうくひすのなかぬかきりはあらしとそ思ふ 60丁表     ↑           ↓                                                                                                              16立田川もみち葉なかる  63丁裏    【因みに】「追加」「14植しうへは秋なきときや」63裏の歌は 『伊勢物語 51段』 『古今和歌集 秋歌下』のもので、原形は 植ゑし植ゑば秋なき時や咲かざらん花こそ散らめ根さへ枯れめや          ~「『へ』←→『ゑ』。いはゞあきの月をみるに、あかつきのくもにあへるがごとし。※全体的に、経年によるくすみ、汚れあり。26.7×18【題箋】  『栄雅抄此?壱?序在 古今和歌秘註 序一』  『栄雅抄序下續    古今和歌秘註 序二』【内容】『註』は「仮名序」を84に分け、それぞれに解説を加えている。82 55表かくこのたびあつめえらばれて、山したみづのたえず、はまのまさごのかずおほくつもりぬれば、いまはあすかゞはのせになるうらみもきこえず、さゞれいしのいはほとなるよろこびのみぞあるべき。両者を比較すると、確かに「序二」は「いにしへのよゝのみかど」で始まっているが、全巻の趣は少し違うようである。。たとひときうつりことさりたのしびかなしびゆきかふとも、このうたのもじあるをや。21 46表 ふたつにはかぞへうた さくはなに思ひつくみのあぢきなさみにいたづきのいるもしらずてといへるなるべし。いはゞよきをむなのなやめるところあるにゝたり。23 50裏 よつにはたとへうた わがこひはよむともつきじありそうみのはまのまさごはよみつくすともといへるなるべし。下の 01 28 等は、それぞれに、私に付した番号である。61 36裏 そのほかにちかきよにその名きこえたる人は、すなはち、そうじやうへぜうは歌のさまはえたれども、まことすくなし。※梱包材の再利用に努めています。51 18表 かのおほむよや、うたのこゝろをしろしめしたりけむ。しぼめるはなのいろなくてにほひのこれるがごとし。66 41表 をのゝこまちは、いにしへのそとほりひめのりうなり。83 56表 それまくらことば、はるのはなにほひすくなくして、むなしきなのみあきのよのながきをかこてれば、かつは人のみゝにおそり、かつはうたの心にはぢおもへど、たなびくゝものたちゐ、なくしかのおきふしは、つらゆきらが、このよにおなじくむまれて、この事のときにあへるをなむよろこびぬる。 19 44表 そのむくさのひとつにはそへ歌。69 45裏 かゝるにいますべらぎのあめのしたしろしめすことよつのときこゝのかへりになむなりぬる。20 44裏 おほさゝきのみかどをそへたてまつれるうた なにはづにさくやこのはなふゆごもりいまははるべとさくやこのはなといへるなるべし。いはゞたきゞおへるやまびとのはなのかげにやすめるがごとし。67 43表 おほとものくろぬしは、そのさまいやし。つよからぬはをうなのうたなればなるべし

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